値上げ傾向の続くPC業界で、あえて値下げか
半導体などの世界的不足が続き、ずっと値上げが続いていたパソコン業界ですが、フロンティアで4月16日から開催されている「春の感謝セール 第2弾」で、驚きの安さのパソコンが登場しました。
CPUはAMDのRyzen 5 5600X、グラフィックボードがRTX 3070と、高いレベルでバランスの取れた構成。ゲームから動画の編集・配信、3DCGまでパワフルにこなせるオススメのビルドです。
このモデル、実は前日までのセールでは199,800円で販売されていました。
ところが、更新後のセールではなんと1万円引きの189,800円に。これは驚きです。
まさか構成内容が同じのままで安くなるとは思っていなかったよ。
カスタマイズ画面で、どこかスペックを落としてるんじゃないかと何度も確認したもんな。
<動画投稿>【価格安すぎバグ?】フロンティア 春の感謝セール第2弾 & マウスコンピューター「G-Tune HM-A」
最新GPUも格安構成も自由に選べる!パソコン買うならBTOの【FRONTIER】なぜ値下げができたのか
昨年末からずっと値上げが続いており、「今は時期が悪い」と言われ続けていたので、ここで値下げを断行できたことに驚きました。
もともとフロンティアは他社と比べてかなり安い価格でのセールを行っていました。なぜその価格で売れるのか?
それはフロンティアのパーツ選びにあります。
フロンティアのメインモデルであるGAシリーズのケースは、正直に言って、他社のBPOパソコンのものと比べると質が数段落ちます。
私がパソコンを購入したときの動画でも紹介しましたが、裏配線になっていないためケーブルの取り回しが煩雑で、マザーボードもケースから取り外さないと裏面にアクセスできないため、CPUクーラーの付け替えなどに難儀します。
このケースで原価をかなり抑えた上で、内部パーツも可能な限り安価なものを使用しています。
もちろん品質的に問題の出るようなものではありませんが、SSDなども性能を他社と比較すると、数千円安いシロモノになっています。
こういった企業努力の結果として安価な製品の提供や、今回のような値下げが実現できているのです。
逆に言えば、消費者としてフロンティアの姿勢をしっかり理解した上で購入する必要があります。
それでも、他社と比べてこれだけ安いモデルを出し続ける姿勢には感謝です。
思わぬ伏兵、マウスの「G-Tune HM-A」
もう一点オススメのパソコンを、動画のコメント欄で教えていただきました。
それがこちら、「G-Tune HM-A」。
こちら、もともとはRyzen 7 3700XとRTX 3060の組み合わせですが、なんと約5,000円でグラボを3060Tiにアップグレードできます(現在はアップグレード不可になっています。残念……)。
その構成で税込いでほぼ16万円で買えるのは破格と言えるでしょう。
個人的には、今の時代にRyzenの3000番台を購入する意味はあまりないと思っていますが、この価格で購入できるならアリですね。
ひとつ問題があるとすれば、納期が約一ヶ月かかるという点です。
一ヶ月後のパソコン業界がどんな傾向にあるか、正確な予測は難しいですが、現時点では買いで間違いないモデルと言えるでしょう。
お得な情報をTwitterでつぶやいてます
今回のようにお買い得なモデルは、動画で紹介するころには売り切れになってしまっていることもあります。
素早く情報をゲットしたいという方は、ぜひ私のTwitterをフォローしておいてください。
そちらはお得情報に気づいたらすぐ発信しているので、買い逃しが減るかもしれません。
特にお買い得なセールはあっという間に売り切れになってしまうから、いろんな情報源を持っておくことが大事だぜ。
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