今週も22時に販売開始
先週のRTX 3080 Tiに続き、今週はRTX 3070 Tiが6月10日、深夜22時に販売開始されました。
比較的アクセスしやすい時間帯の販売ですが、今回の各ショップはどんな様子だったでしょうか。
今回も22時から、各ショップの様子を確認してみました。
<動画>【まさかの安価】RTX 3070 Ti 販売開始!【無印はどうなる?】
最新GPUも格安構成も自由に選べる!パソコン買うならBTOの【FRONTIER】前回よりも激しい争奪戦に
私の予想では、前回の3080 Tiの時よりも買いやすい状況になるかと考えていましたが、実際は同等かそれ以上に早く完売になっていました。
その理由のひとつとして、予想外に安く販売された商品があったことが挙げられます。
この価格表を見てわかるとおり、NVIDIAが発表していた希望小売価格に限りなく近い価格のモデルが複数登場したのです。
文字通りの「桁違い」を実現したのは、率直にスゴイと思います。
Palitはドスパラが代理店なので価格を抑えることができたんだろうけど、ZOTACとASUSはがんばったな。
これによって、一部のモデルではTiと無印の価格の逆転が起きているね。
今回の3070 Tiは、22:20くらいには多くの店で完売、最後まで残っていたツクモも22:35には品切れとなりました。
……が、その後、23時過ぎにドスパラとワンズで一部の在庫が復活。
これを購入したとTwitterでつぶやいている人もいました。
動画のコメントで、ドスパラはルール違反者のキャンセル分が戻ったのだと教えて頂きました。
Tiと無印、どっちを買う? 今後の価格は?
上で述べたとおり、一部のモデルでは無印よりTiの方が安いという、価格の逆転現象が起こっています。
ではみんなTiを買えばいいかというと、そうでもありません。
これは以前も紹介した、RTX 30シリーズのスペック表ですが、3070 Tiは無印と比べて必要な電力が大幅に上がっています。
レビューサイトなどを見ると、性能の上昇幅は最大でも10%程度ですが、電力は30%以上あがっています。
このため、純粋に性能を求める人はTiを、電力を抑え安定した動作を求める人は無印を、と棲み分けができそうな気がします。
そうすると無印もこのまま売れるため、値下げをする必要がなくなるかもしれません。
更に今後、マイニング規制が施されたLHR(Lite Hash Rate)版の3070も流通する予定ですので、価格はさらにややこしくなります。
グラボを求める人は、一通りの製品が出そろってから改めて選択をしても遅くはないと思います。
ショップの価格設定する人はがんばってください(笑)。
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