オリジナルアニメ付き『ヲタ恋』最終刊
2014年からpixivに連載され、その後紙媒体、アニメ化、映画化までされた、オタク同士の恋愛模様をギャグテイストで描いてきた本作、『ヲタクに恋は難しい』が、ついに完結、最終巻が発売されました。
ヲタクに恋は難しい(11) OAD付き特装版私はコミックから入った派です。
実写映画では『刀剣乱舞』や『FGO』のコスプレが話題になったな。
いろんな意味で。
最初はオタク趣味を隠す必要がないという、打算的な理由から交際を始めた成海と宏嵩ですが、この最終巻ではヲタばれの危機を迎え関係に変化が……。
とはいえ、主人公の二人はもちろん、すでにゴールインしている樺倉達も、新たなカップルも、みんな幸せなハッピーエンド。
この暖かさが『ヲタ恋』の魅力ですね。ぜひ読んでみて下さい。
ちなみに特装版でアニメ化されたのは、原作6巻に収録されている社員旅行の回、「社員旅行と願いごと」です。
紙媒体のみの通常版も発売中
なお、OADが付いていないコミック単体でも販売されています。
【コミック】ヲタクに恋は難しい(11) 通常版特装版と通常版、どちらも主人公である成海と宏嵩の笑顔が素敵です。
今でこそオタク系の趣味は人権を得て白い目で見られることは少なくなりましたが(今でも偏見持ってる人がいることはいる)、作品公開当初の2014年は、まだ堂々と人前で語れる趣味ではなかったのかなぁ。
私は平気で周囲にバラしていましたけど(笑)。
OVA? OAD? OAB?
ところで、古参のオタクたちにとっては、OADよりもOVAという方が通りがいいのではないでしょうか。
OVA=オリジナル・ビデオ・アニメーションの略で、『銀河英雄伝説』や『ロードス島戦記』などが代表的。メディア媒体がビデオテープ(ほぼVHS)だったためこの呼び名が定着しました。
『銀英伝』はOVAで本伝だけでも110巻という空前絶後の巻数となりました。
その後、『魔法先生ネギま!』23巻にDVD媒体で付属して大ヒットして以降、OAD(オリジナル・アニメ・ディーブイディー)という呼称が普及しました。
つまりOADとは基本的にDVD媒体の作品を指すわけです。
しかしながら今作『ヲタ恋』11巻に付属している映像媒体はブルーレイディスク……そうすると略称としてはOAB(オリジナル・アニメ・ブルーレイ)とするのが妥当なのではないでしょうか……。
OADをオリジナル・アニメ・ディスクと呼称する場合もあるようですが……。
いずれにせよ、アニメの続編を期待してるぜ。
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